介護福祉士の資格が相談員の条件になることも

介護職の一つに、介護相談員というものがあります。
これは資格ではなくて役職です。
介護事業所において、利用者の家族の相談に乗ることができるもので、通常の介護士よりも多くの給料をもらうこともできる仕事になっています。
この介護相談員になるためには、いくつかの条件を満たしておかないといけません。
ただ、その条件は実は各都道府県によって少々違います。
非常に厳しい条件がつけられている県もあれば、介護福祉士の資格があれば大丈夫だという県もあります。
したがって、どういった資格が必要になるのかはそれぞれの県のホームページなりで調べてみる必要があるでしょう。
あまりにも条件が厳しいようなら、簡単な条件で相談員になれる県へ引っ越しをするのも悪くはないかもしれません。
介護福祉士や社会福祉士になっていれば、多くの県で相談員になることができます。
肉体労働とは離れて、ホワイトカラーのような働き方ができます。
女性にもぴったりな役職ですし、介護事業所には欠かすことのできない存在になれます。
最終的には事業所長の座も視野に入ってくるので、キャリアアップのために狙ってみるのもいいでしょう。
有力な介護業界での一職業として、非常に注目がされているものです。
ただ、介護福祉士になるためにも相当な時間現場で経験を磨かなければならないので、簡単といってもすぐになれるわけではありません。
三年程度の下積みを積まなければ、まともな相談もできるわけがないからです。